8月6日(火)朝、
昨日の歴史的 株価大暴落明けということで、
注目が集まった東京株式市場。
日経平均株価は、大幅な反発で始まった。
一時3,400円以上の値上がり。
為替が若干円安方向に振れたことも追い風となり、1990年10月2日の終値ベースの上昇幅 2,676円を上回り、上昇幅は過去最大を記録している。
過去最大の暴落から過去最大の上昇へ。
実にダイナミックな展開になってまいりましたね!w
これは、昨日膨大に空売りした機関投資家らが、今日の朝一の買い戻した要因が大きいでしょう。ここまで彼らのシナリオ通り。
昨日の歴史的大暴落の渦中で、慌てて狼狽売りしてしまった多くの日本人一般投資家は今朝、冷や汗をかいているのではないでしょうか?まだまだ暴落すると思って損切したところ、たった一夜で売った額以上の金額に上がってしまっている状態ですから。
結局、儲けたのはプロの投資家たちで、損したのは日本の一般投資家。
SNS上では「往復ビンタ」というキーワードもバズっております。
「過去最大の上昇幅」 というキャッチーなワードも広がっています。
この再び上昇してきた株価を見て、慌てて買始める方も多いかもしれません。
しかし、ここに再び罠があるかもしれません。
過去の大暴落時には、暴落した後、大幅反発して半値程戻した後、さらなる爆下げが起きたこともあります。
一旦、反発したタイミングで期待して大量買いした一般投資家が、さらなる大損してしまうケースです。これこそ「往復ビンタ」という言葉がふさわしい場面でしょう。
▼ブラックマンデーの際の株価チャート
・・・
しかも、現在の世界情勢は、中東危機がくすぶっており、
イランのイスラエルへの報復攻撃が、
数日以内に行われる可能性も高まっています。
イランの報復に備えて、米国は航空母艦と巡洋艦などを派遣しましたし、
米国は自国民に対し「ただちにレバノンを離れるように」と勧告し始めているそう。
日本政府ももレバノン全土に退避勧告し始めました。
第5次中東戦争が勃発すれば、
世界的な株価暴落の要因にもなるでしょう。
中東から遠く離れた日本の通貨、円の価値が高まり、
さらなる円高が加速する可能性も出てきます。
報道が広がったタイミングで日本の株価は大暴落するリスクがあります。
なので、
現状、慌てて株を買う動きをせず、
一旦、情勢を静観して見極めた方が良さそうです。
現場からは以上です。
P.S.
その後、後場も引けて、現在 よる20時55分。
日経平均先物が下落している。
しかも、1,000円以上も。
やはり、一時的な大幅反発の後に、もう1弾暴落がくるのでしょうか?
その予兆は始まっているとも言えますが、
さらに引き金を引くのは、中東情勢かも。
明日の動向に注目です。
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