前記事でもお伝えしたように、岸田文雄 総理大臣が本日8月14日、次の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明しました。新総裁が選出されると、岸田総理は退任することに。
気になるのは「新総裁が誰になるのか」ということ。現状の日本では「自民党総裁 = 日本の総理大臣」なので、今後の政治に重大な影響を及ぼすのはもちろんのこと、経済にも大きな影響を及ぼします。
総裁選に出る候補として想定されるのは、
・石破茂
・河野太郎
・小泉進次郎
・高市早苗
・茂木敏充
あたりでしょうか。
気が早いですが、誰が総理になると円高になり、誰が総理になると円安になるのか、「総理と為替(ドル円)」について考えてみます。
まず、河野太郎氏、石破茂氏、茂木敏充氏が総理になると、円高方向へと動くことが想定されます。河野氏は、今年の7月、円安が行き過ぎていることを問題視し、日銀に追加利上げを求める発言をして話題となりました。石破氏も、円安を”円弱”と問題視し、利上げによる円安是正に意欲を見せています。また、茂木氏も、円安是正のために日銀は金融政策を正常化させるべき、との発言をしております。ということで、この3名が総理になった際には、金利上げ方向へと進み、「円高」になることが想定されます。
高市氏に関しては、2021年の総裁選では大規模金融緩和政策を志向しており、安倍元総理の流れをくみ、金利を上げない方向性だと思われます。この場合、「円安」になることが想定されます。
なお、注目を集めている小泉進次郎氏に関しては、、金利に関する発言が思い当たらず、現状は不明…(笑。
ということで、
「石破・河野・茂木 = 円高、高市 = 円安、小泉 = ?」といったところでしょうか。
円高方向へと動きそうな候補が多いことが想定されます。これを読んでか、本日の為替の動きは、円高方向へと進みました。まあ、小泉氏のお考えも気になるところですが。
円高方向へと進むということは、株価は株安に繋がりやすいことも想定されます。
自民党総裁選まで1ヶ月程。誰が総裁に選出されるのか、注目していきたいと思います。
現場からは以上です!
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