日産自動車の株価が今朝、上昇してスタートしました。前日比 +2%を超える 420円台へ。本日9月27日は権利落ち日なので、通常は、この日に大幅に下落するものですが、その通例に反しての上昇。
理由としては、昨日の記事にも追記した「自社株買いの発表」でしょう。日産は発行済み株式の5.03％（約1億9,500万株）の自社株を取得するとのこと。その株は、パートナーのルノーが信託会社に信託しているもので、1株408円50銭、総額約798億円での買い取りです。
自社株買い。自社が株を買い取れば、既存の株の価値があがるので、株主にとっては歓迎されます。
日産の視点で考えてみると、ここのところ、日産株価が暴落していたおかげで、お安めに買い取れたともいえますよねw
それにしても、さすが造船太郎氏。これに先駆けて、大量(３億円分）に日産株を買っていたことには脱帽です。この自社株買いのことを事前に知っていたのではないか、と思えるほどの神行動。そこに乗っかって試しに買ってみた私にも恩恵がありました。ありがとうございます！しかも、昨日の権利確定日で配当（インカムゲイン）を得られる権利を持った上に、含み益（キャピタルゲイン）も上がっているわけですから、2倍メリットがあります。権利確定日から権利落ち日に移るタイミングを、これほど好調に超えられるとは奇跡的で、私も感動しております。
もちろん、投資は自己責任でお願いいたしますが、株研通信 読者の株主様たちも、ここ数日間のニュースで利益を得られた方がいらっしゃれば幸いです。
現場からは以上です！
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