7月13日に奇跡的に難を逃れたトランプ大統領候補、
大統領就任確率が一段と高まる中、
インタビューで「ドル高是正」発言をしました。
トランプ大統領候補は以前から「ドル安(円高)志向」を持っていることで知られますが、
案の定の方向性のようです。
この影響もあるのか、
為替(ドル円)相場は、円高が進んでいます。
今朝は 155円台まで進みました。
今年は、大幅な円安が顕著でしたが、
ここで、ようやく大きな転換点を迎えたようです。
円安が落ち着き、円高へとシフトしていく可能性が高まってきているのかもしれません。
それにしても、
今まで、財務省の神田眞人財務官が何度も大規模為替介入しても出来なかった円高が、
トランプ大統領候補の「ドル高円安は是正すべき」というたった一言で実現できるとは。。
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なお、この他にも、
日本の利上げが近いことも想定され、
日米金利格差が埋まっていくことも、
円高シフトへの大きな要因となります。
ついに、為替介入なく、市場の論理で円安が解消される時が近づいてきたようです。
動向を見守っていきたいと思います。
いよいよ7月も下旬になってまいりました。
7月30日・31日に開催される「日銀金融政策決定会合」で追加利上げが決定するのかどうかが、ドル円相場にも重要な要素となりますので、注目していきたいと思います。