本日 9月11日の為替(ドル円)は、円高が進行し、140円台まで進みました。
8月5日の令和のブラックマンデー時の直近高値(141円68銭)を上回って、約8カ月ぶりの円高・ドル安水準です。
最近、円高シフトしつつある為替ですが、本日一気に加速した理由としては、日銀の中川順子審議委員が本日の講演で追加利上げに前向きな姿勢を示した影響が大きいと思われます。米国が利下げへとシフトしていくことが想定され、日本は利上げしていくとなると、日米金利差が小さくなることが想定され、円買い・ドル売りが強まりました。
日本企業の株価も、多くの企業で下落。やはり、現状の株高は円安という名の下駄を履いているだけであり、円高へと戻れば、株価も下落することは鮮明ですね。
その後、141円台中盤まで戻し、株価も戻りつつありますが、日経平均株はが前日比 500円以上の下落。ここのところ、連日下落しており、下落トレンドに入ったことを感じております。
そして今夜、日本時間の21:30に米国CPI(消費者物価指数)の発表があります。この結果次第で、利下げの予想もしやすく、織り込み下げ、あるいは上げの動きもありそうです。CPIの結果が悪かった場合は「0.50%利下げ」、同じか良ければ「0.25利下げ」といったところでしょうかね? 9月FOMCは、0.25%利下げになるのか、あるいは、0.50%利下げまで一気に行われるのか。いずれにしても、米国が利下げへと向かうので、為替は円高方向へ進行することで間違いないでしょう。
まずは、今夜のCPIの結果発表に熱視線を送りたいと思います。
現場からは以上です!
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