9月27日、遂に自民党総裁選挙が行われ、石破茂新総裁が誕生しました。前記事にてお伝えしたように、早速、「石破ショック」現象が起きて、話題になっております。石破氏といえば、先日「金融所得課税の強化」について言及したこともあり、私をはじめ 株主にとって「今後、株価や為替はどうなっていくのか」が気になっています。月曜に令和のブラックマンデー PART.2が起きて、経済が大混乱の時代に突入してしまうのでしょうか?そんなふうに株主達の熱視線が注がれる中、石破茂氏がテレビ東京の経済番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」に出演しました。きっと、多くの株主の皆様がご覧になっている番組でもあり、固唾をのんで画面を見ていた方も多かったことでしょう。
大江麻理子アナウンサー、後藤達也コメンテーターが、単刀直入に「石破ショック(株価暴落・円高)」について質問してくれました。「石破氏が新総裁に決まってから、株安・円高が進んでいるようですが…」と。株主の意見を代弁してくれているようで、”さすがっ!”と思ってしまいました。
この質問に対し、石破氏は笑みを浮かべながら、「NISAが盛り上がっている中、”貯蓄→投資”の動きを止めるつもりはない。もっと加速しなければならない。」こと、「金融緩和は維持する」ことを語りました。この発言を聞いて、きっと多くの株主の方々がホッと一安心したのではないでしょうか?
ここで、大江アナがナイスフォロー質問を重ねました。「以前に仰っていた金融所得課税強化とは、1億円の壁を是正するという意味合いですかね?」と。これに石破氏は頷き、「これからの議論」としつつも、フェアな税制にしていきたい旨を話しました。
なお、「利上げ」については、今急ぐべきではないことを語りつつ、状態を見ながら実行していくことを名言。柔らかく話していますが、利上げの方向性自体は大切と認識しているようです。日銀は政府の子会社ではないので利上げ要請まではしないが、協調して、金融緩和の手じまいを丁寧にやる旨を語ったのです。まあ、この利上げの方向性自体も株安要因ではあるのですが、株主としては、この要因による株安であれば妥当なのではないでしょうか。株主が怒っていたのは、”金融所得課税を一般人にもすることによる株安”だと思います。
さてさて、石破新総裁誕生は、株主にとってどのような影響を受けるのでしょうか?
↓石破氏の政策集があるので、チェックしてみました。
https://ishiba2024.jp/contents/wp-content/uploads/2024/09/20240910_ishiba_policy.pdf
「消費と投資を最大化する成長型経済(投資大国)を実現することにより、少子高齢化や人口急減少を乗り越え国民一人一人の豊かさを実現します。」と書かれておりますね。まあ、広い意味での”投資”のことを仰っているのかとは思いますが、株主の投資も大切にしてほしいものです。
これから、石破氏が今夜語ったように本当に動いていくのか、見守っていきたいと思います。
現場からは以上です!
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