南海トラフ地震が起きた時、投資家はどう対処すべきか

南海トラフ地震と株価-為替

8月8日夕方、私は撮影を終えて、
渋谷サクラステージでお茶しながら打ち合わせをしていました。
部屋に戻り、Xを見ていると宮崎県でマグニチュード7.1の大きな地震があったそうで。
TVをつけてみると、南海トラフ臨時情報の「巨大地震注意」が発表されていました。

南海トラフ巨大地震、、
以前からずっと噂されてきたものではあるけれど、
こうして話題になりはじめるとは、遂にその時が迫ってきたのでしょうか?

そして、
昨日の帰宅後、iPhoneで地震警報が鳴り、
結構揺れました。
神奈川県で震度5弱。
私の部屋が高層階にあることもあり、
かなり揺れていたので、一瞬焦りました(汗。

今日 10日も高校野球を見ていると、
画面左サイドに、ずっと【南海トラフ「巨大地震注意」】と表示されていて、
南海トラフ巨大地震が本当に迫ってきている感満載。

そろそろ、本格的に準備すべき時が来たのかもしれません。
準備…
食料備蓄などもありますが、
投資家としては、株取引の準備もしておきたいものです。

株の地震対策について考える時、
参考になるのが、2011年の311 東日本大震災の際の事例でしょう。
その際のことも思い出しながら対策を考えてみます。

地震後、多くの日本株は下落するでしょう。
特に保険関連の株などは暴落するのではないでしょうか?
自分の持ち株の中で下落可能性のあるものは一旦売ってから、
安値で買い戻す戦略も有効かもしれません。

一方、
311の時がそうであったように、
ゼネコンなどの復興関連株は上昇することが想定されますので、
これは買うタイミングかもしれません。
今年の元旦の能登半島地震の際も復興関連株は上昇していました。
南海トラフほどの巨大地震が来れば、
建物やインフラなどが大きなダメージを受けるので、
再建設へと需要が増すでしょうから。

また、
為替(ドル円)は円安になると思われそうですが、
意外にも円高になる可能性が高いです。
保険金支払いをしなければいけない保険会社が、
ドルなどの外貨で運用していた資金を円に替える必要性が出てくるので。

最近の「令和のブラックマンデー」でもわかったように、
円高になると株安になる傾向があるので、
いずれにしても、南海トラフによって日経の多くの株価が下げそうです。

なお、
南海トラフや首都直下型地震ほどの巨大地震が発生した場合、
そもそも、通信回線のインフラの機能も懸念されます。
通信障害等が起きれば、そもそも株取引できませんし、
東証自体の機能もせずに全銘柄停止になる可能性がありますよね。
NTTなどの通信会社は復旧にコストがかかり、
利益を圧縮してしまうかも。
ということは、まだまだNTTの株価は低迷継続か。。

あとは、
南海トラフの起きる時間帯も気になるところ。
311の時は後場終了間際だったので、
そのわずかな時間に取引が集中していた気がします。
一方、夜間に起きた場合、先物に注目が集まり、
翌朝に向けて慌ただしく準備することになりそう。
それと、曜日
平日なのか休日なのかによっても対処が変わってきます。

いやはや、
準備しておくことは多々ありそうですね(汗

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