BLACK MONDAY 2024 !! 株価大暴落の背後で進む さらなるリスクとは…

日経平均4451円安-号外20240805

8月5日 月曜日、
先週末の予想通り、
今朝の東京株式市場大暴落で始まりました。

日経平均株価は一時2500円以上下落し、
まさにブラックマンデーの再来かと思わせるような暴落ぶり。

狼狽売りしている方も多いと思うので、
下落が下落を呼んでいるのでしょう。

日経平均株価暴落

その後、
後場に さらに一気に暴落し、
終値で 日経平均 4,451円安 !!
先日の金曜日(8月2日)を超す大暴落で、
遂にブラックマンデーの翌日を超える下げ幅に…

日経新聞の号外まで出ました。

日経平均4451円安-号外20240805

株価暴落の要因は、
日銀の追加利上げ決定
・それに伴う円高への転換(143円台まで進行中で、さらに加速しそう)
・米国の経済悪化
などでしょう。

為替(ドル円チャート)円高への転換

最も大きな要因としては、
円の価値が上がり始めているので、
企業の価値を円換算した際の金額が安く見える、
ということではないでしょうか?

振り返って冷静に考えてみると、
昨年の7月18日、ドル円が 141円だった時、
日経平均株価は、3万2493円でした。
その後、円安が加速して、また円高へと転じ、
ドル円が141円に近づいてきた今日の日経平均株価は、
昨年の7月とちょうど同じくらいです。
決して驚くべきことではなく、当然の価格帯なのかなと思います。

・・・

しかし、
この暴落劇の背後では、
さらなる暴落要素が進み始めていると思われます。

それが、
中東危機。

イランのイスラエルへの報復攻撃が、
数日以内に行われる可能性があります。

イランの報復に備えて、米国は航空母艦と巡洋艦などを派遣しましたし、
米国は自国民に対し「ただちにレバノンを離れるように」と勧告し始めているそう。

第5次中東戦争勃発が近い可能性もあり、
そうなると、世界的な株価暴落の要因にもなるでしょう。
それに、中東から遠く離れた日本の通貨、円の価値が高まり、
さらなる円高が加速する可能性もあります。

現在、歴史的な株価暴落で騒ぎになっている日本ですが、
これから、さらに次なる暴落が控えているとも言うことができ、
現在の株安に安易に飛びつかず、
落ちているナイフが落ちきるタイミングを静観してみた方が良さそうです。

・・・

さてさて、
先週掲載した日経平均株価の歴代下落幅ランキングですが、
早速、本日新記録が出たためw、最新版を掲載します。

【日経平均株価の歴代下落幅ランキング・BEST10】

1位: 2024年8月5日  31,458.42  ー4,451.28  ー12.4%
2位: 1987年10月20日 21910.08 -3836.48 -14.9%
3位: 2024年8月2日 35,909.70 ー2216 ー5.82%
4位: 1990年4月2日 28002.07 -1978.38  -6.6%
5位:1990年2月26日 33321.87 -1569.10  -4.5%
6位:1990年8月23日 23737.63 -1473.28  -5.8%
7位: 2000年4月17日 19008.64 -1426.04  -7.0%
8位:1991年8月19日  21456.76  -1357.61  -6.0%
9位:1990年3月19日  31263.24 -1353.20  -4.1%
10位: 2016年6月24日  14952.02 -1286.33  -7.9%


先週の金曜と土日をはさんで今日 月曜日、
1位と3位を連続で出しております…
この2日を足せば、暴落の規模は さらに大きく実感できますね。
いやはや、、すごい夏を迎えました、
株主の皆様、お大事に♪

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