日本銀行は本日9月20日、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.25%に据え置くことを決定しました。前回、7月末の会合では追加利上げを決定し、直後の8月5日には「令和のブラックマンデー」に繋がったことも記憶に新しいですが、今回は穏便な結果となりました。7月頃の段階では行き過ぎた円安が顕著でしたが、最近では140円台前半で推移し、円高方向へと進んでいることから、利上げを急ぐ必要性がなくなっていることも影響していると思われます。
この後、午後3時半に植田和男総裁が会見し、決定内容の説明をする予定。その発言内容にも株主からの熱視線が送られます。前回は、利上げに積極的な姿勢を語り、これが株価暴落の引き金となったと思われますが、今回は発言内容に慎重なものになるでしょうね。
当面は、これ以上の利上げがなかったわけなので、為替は円安方向へ進みそうなものですが、結果は果たしていかに!?
まあ、今回の日銀の決定は、ほとんどの株主が想定していたことでもあり、織り込み済みかとは思いますが。
先日の米国FOMCでの利下げ決定後、「円高&日本株安」へと進むかと思いきや、「円安&日本株高」へと進む、、という想定外な動きもあったので、今回も為替と株価の行方を注視していきたいと思います。
【追伸】
午後3時半、予定通り 植田和男総裁が会見し、「経済・物価の見通しが実現していけば、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく。」旨を語りつつも、「政策判断には時間的な余裕がある」とし、世界経済の状況も鑑み、「直ちに見通しの確度が高まった、すぐ利上げだということにはならない」との見解を示しました。
植田総裁は想定通り、慎重なものであったため、投資家には「日銀が追加利上げを急がない」との認識が広がり、為替(ドル円)は「円安」方向へと進み、は1ドル=143円台後半まで下落しました。また、日経平均の時間外取引価格は高騰。「円安&株高」モードへと進んでおります。今朝の日産株購入の動きは正しかったのかもしれません。今週の日本株取引は引けましたが、3連休明けの株価が楽しみです。
現場からは以上です!
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